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Hexanchus griseus  (英名:Bluntnose sixgill shark)

 全世界の熱帯から温帯の海域の水深2,000mあたりに生息している。

 現在、カグラザメとシロカグラ(H. vitulus)の2種が確認されている。griseusの方が、大型になると考えられている。

 食性はサメを含むあらゆる魚類、甲殻類、頭足類、死肉等であると考えられている。

Isurus oxyrinchus  (英名:Shortfin mako shark)

 全世界の暖海域に生息する種。サメの中で最も速く泳ぐ(約18ノット)ことができるとされている。

 種名のoxyは「鋭い」、rynchusは「吻」という意味のギリシャ語に由来し、英名のmakoはマオリ語で「サメ」を意味する。

 アオザメ属には、他に胸鰭の長いバケアオザメ(I.paucus)が現存する。

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Carcharias taurus  (英名:Sand tiger shark)

 世界中の温暖な海域に生息する種であり、体長は約3.2mほどに成長する。体色は褐色から灰色で腹部は白色。

 歯の形状は牙状で、歯冠の横に副噛頭が存在する。

Carcharodon carcharias  (英名:Great white shark)

 亜熱帯から亜寒帯までの世界中の海に生息している。世界最大の捕食魚である。

 体系はがっしりとしとした流線紡錘形であり、推定では体長6m、体重1.9tほどまで成長すると考えられている。

 歯の形状は正三角形状であり、非常に荒い鋸歯が見られる。

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Galeocerdo curvier  (英名:Tiger shark)

 世界中の温帯・熱帯海域に生息する種であり。比較的濁った場所(河口・港湾・環礁帯)を好む。

 全長は約2.5~3.5mほどまで成長すると考えられているが、過去には全長7.4m、体重約3.1tの個体が捕獲されたこともあるという。

 歯の形状は、全ての歯に欠刻を持ち、明瞭は鋸歯が認められる。これらの歯は獲物に食らいついた際、獲物の肉を引きちぎるのに有利だと考えられている。

Lamna ditropis  (英名:Salmon shark)

 全長が3mにまで達する大型のサメで、太平洋北部の亜寒帯海域に生息している。これは体内の筋肉系・循環器系が発達しており、体温を海水よりも高く維持できる性質を持っているからである。

 属名のLamnaは「凶暴な魚」、ditropisは「2つ」を表す接頭語のdiと「隆起線」を表すtropisが合わさったものである。

 歯の形状はシンプルで鋸歯は認められず、小さな副噛頭が存在する。

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Glyphis gangeticus  (英名:Ganges shark)

 

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